ぎっ‐ちょう【毬杖/毬打】
昔、正月に木の毬(まり)を打って遊ぶのに用いた、長い柄のついた槌(つち)。また、その遊戯。玉打ち。ぎちょう。きゅうじょう。《季 新年》
きゅう‐じょう【毬杖】
⇒ぎっちょう(毬杖)
けい‐じょう【警杖】
警察官や機動隊などが使用する硬質の棒。警棒よりも長めで、犯人逮捕や護身などに使用する。
喧嘩(けんか)のそば杖(づえ)
けんかをそばで見ていて、打ち合う杖に当たること。関係のない人がけんかのとばっちりを受けること。
転(ころ)ばぬ先(さき)の杖(つえ)
前もって用心していれば、失敗することがないというたとえ。
こんごう‐じょう【金剛杖】
⇒こんごうづえ(金剛杖)
こんごう‐づえ【金剛杖】
修験者(しゅげんじゃ)や巡礼者の持つ、八角または四角の白木の杖。登山者の用いるものはこれを転用したもの。こんごうじょう。
さ‐ぎちょう【左義長/三毬杖】
《もと、毬杖(ぎちょう)を三つ立てたところからという》小正月の火祭りの行事。宮中では、正月15日および18日に清涼殿の東庭で、青竹を束ねて立て、これに吉書(きっしょ)・扇子・短冊などを結びつけ、...
さく‐じょう【槊杖】
小銃の腔内の手入れに用いる細長い金属棒。
さく‐じょう【錫杖】
《「さく」は「しゃく」の直音表記》「しゃくじょう(錫杖)」に同じ。