アイン‐ムーサ【Ayn Musa】
ヨルダン西部の都市マダバ近郊にある泉。モーセ終焉の地と伝えられるネボ山の東麓に位置する。モーセが杖で岩を打つと水が湧き出たという伝説で知られる。
あかざ【藜】
ヒユ科の一年草。空き地や路傍に生え、高さ約1.5メートル。茎は堅い。葉はひし形に近い卵形で、縁は波形。若葉は紅色をし、食べられる。晩夏、黄緑色の小花が穂状に密生する。中国の原産。近縁種にシロザが...
あば・う
[動ハ四]かばう。「群がれる虎にあひて、…錫杖(しゃくぢゃう)にて—・へりければ」〈撰集抄・六〉
あゆ・ぶ【歩ぶ】
[動バ四]「あゆむ」に同じ。「杖に懸かりてつかれ—・ぶ」〈今昔・一・三〉 「今夜あたりゃあ中洲が賑やかだらう。—・ばねえか」〈洒・卯地臭意〉
アルペンシュトック【(ドイツ)Alpenstock】
先端にとび口状の金具、末端に石突きをつけた柄の長い登山用の杖。アルペンストック。
家(いえ)に杖(つえ)つく
《「礼記」王制から》50歳をいう。昔、中国では50歳になると、家の中で杖をつくことを許された。
いき‐づえ【息杖】
駕籠(かご)かきや重い物を担ぐ人が、ひと休みするときに荷物を支えたり、からだのバランスをとったりするために使う長い杖。
いしだか‐みち【石高道】
石が多くて、でこぼこの道。「歩み難い—を、市九郎は、杖を頼りに辿って居た」〈菊池寛・恩讐の彼方に〉
いし‐づき【石突き】
1 太刀の鞘尻(さやじり)を包んでいる金具。 2 矛・薙刀(なぎなた)・槍(やり)などの柄の、地に突き立てる部分を包んでいる金具。 3 杖・傘・ピッケルなどの、地面を突く部分。また、そこにはめた...
いたどり【虎杖】
1 タデ科の多年草。山野に自生。高さ約1.5メートル。茎にはかすかな紅色の斑点があり、葉は卵形で先がとがる。雌雄異株。夏、白色または淡紅色の小花が円錐状につく。花が紅色のものを特に、明月草(めい...