いぬ‐びわ【犬枇杷/天仙果】
クワ科の落葉低木。暖地に自生。葉は倒卵形。雌雄異株。春、イチジク状の花をつけ、熟すと黒紫色になり、食べられる。こいちじく。いたび。《季 夏》
さい‐は【柴杷】
農具、朳(えぶり)の一種。扁平な木枠に竹または木片を歯形に並べたもの。まいた種子に土をかぶせたり土をならしたりするのに用いる。
さらい【竹杷】
長い柄の先に粗い歯をつけた、熊手のような農具。土をかきならしたり、木の葉やごみなどをさらうのに用いる。さらえ。
さらえ【竹杷】
「さらい(竹杷)」に同じ。
び‐わ【枇杷】
バラ科の常緑高木。四国・九州の一部に自生し、高さ約10メートル。葉は大形の長楕円形で、表面はつやがあり、裏面に灰褐色の毛が密生。秋から冬、黄色がかった白い花を密につける。夏、倒卵形の実が黄橙色に...
やま‐びわ【山枇杷】
アワブキ科の常緑小高木。暖地の山林に生え、葉はビワに似て長楕円形で先がとがる。夏、白い小花を円錐状につける。実は丸くて小さい。