いち‐まい【一枚】
1 紙・板・貨幣など、平たく薄いものひとつ。→枚 2 田の一区画。 3 《役者の看板は一人1枚に書くところから》ある役割を引き受ける一人。「若手を—加える」 4 (多く「一枚上」の形で、副詞的に...
紙子(かみこ)四十八枚(しじゅうはちまい)
《紙子が48枚の紙で仕立てられることから》貧しさをいう言葉。「身上は—ばらばらとなって」〈浮・織留・四〉
首(くび)の皮(かわ)一枚(いちまい)
皮1枚で首がつながっていること。まだわずかな望みが残っていることのたとえ。
さん‐まい【三枚】
1 紙・布・板など、薄く平たいもの三つ。 2 「三枚下ろし」に同じ。「—におろす」
せん‐まい【千枚】
1枚の千倍。転じて、枚数が非常に多いこと。
たい‐まい【大枚】
《昔、中国の銀貨の餅銀(へいぎん)の大きいものをいったところから》金額の大きいこと。また、多額のお金。大金(たいきん)。「—をはたく」「—五十両」
に‐まい【二枚】
1枚の2倍。ふたひら。
はち‐まい【八枚】
紙・板・貨幣など薄いもの八つ。
ばい【枚】
昔、夜討ちのときなどに声を出さないように、兵士や馬の口にくわえさせた、箸のような形をした道具。ひもで首に結びつけた。口木。
ひと‐ひら【一片/一枚】
薄く平らなもののいちまい。いっぺん。「—の花びら」