え【枝】
草木のえだ。「梅が—」「下—(しずえ)」「槻(つき)の木のこちごちの—の春の葉の」〈万・二一〇〉
えだ【枝】
[名] 1 茎や幹から分かれて出た部分。葉をつけたり、さらに小枝を出したりする。「—もたわわに実がなる」 2 本(もと)となるものから分かれて出たもの。「—道」「話の—葉」 3 子孫。一族。う...
えだ‐うち【枝打ち】
[名](スル)下枝や枯れ枝を切り落とすこと。植林してある杉などで、節のない良質の材を得るために行う。えだおろし。《季 冬》
えだ‐うつり【枝移り】
[名](スル)鳥などが木の枝から枝へと渡り移ること。
えだ‐おうぎ【枝扇】
扇のように使う、葉のついた枝。「もとよりうち切りて、定澄僧都(ぢゃうちょうそうづ)の—にせばや」〈枕・一二〉
えだ‐おろし【枝下ろし】
[名](スル)「枝打ち」に同じ。
えだ‐かん【枝管】
分岐された管のこと。特に建物などの配管で、主管から枝分かれするもの。
えだ‐がき【枝柿】
1 枝のついた柿の実。 2 枝つきの渋柿の皮をむき、日に干したもの。つるし柿。
えだ‐がみ【枝神/裔神】
末社の祭神。
えだ‐がわ【枝川】
本流に流れ込む川。または、本流から分かれ出た川。支流。枝流れ。