いお‐え【五百枝】
たくさんの枝。「—さし繁(しじ)に生ひたる樛(つが)の木の」〈万・三二四〉
いちかわ‐ふさえ【市川房枝】
[1893〜1981]婦人運動家・政治家。愛知の生まれ。平塚らいてうと新婦人協会を設立し、婦人参政権獲得のために活躍。第二次大戦後、新日本婦人同盟を結成。昭和28年(1953)参議院議員となり、...
いとう‐のえ【伊藤野枝】
[1895〜1923]婦人運動家。福岡の生まれ。平塚らいてうらの青鞜社に加わり、婦人解放運動に参加。大杉栄と結婚し、夫とともにアナーキズム運動に従事。大正12年(1923)の関東大震災直後、憲兵...
イ‐ヤンジ【李良枝】
[1955〜1992]小説家。山梨の生まれ。在日韓国人二世。9歳のとき日本国籍を取得。本名、田中淑枝(よしえ)。早稲田大学中退ののちソウル大学に入学。自身の留学体験を描いた「由煕(ユヒ)」で芥川...
り‐よしえ【李良枝】
⇒イヤンジ(李良枝)
うち‐えだ【打(ち)枝】
1 金属製の造花の枝。広蓋(ひろぶた)にのせた小袖(こそで)などの押さえに用いる道具。打ち置き。 2 「枝打ち」に同じ。
うめ‐が‐え【梅が枝】
梅のえだ。《季 春》「—をはづれて寒き入日かな/蓼太」 [補説]作品名別項。→梅枝
うめがえ【梅枝】
源氏物語第32巻の巻名。光源氏39歳。明石の姫君(明石の中宮)の裳着(もぎ)と入内(じゅだい)の準備などを描く。 謡曲。四番目物。世阿弥作。管弦の役争いで討たれた楽人富士の妻の霊が、津の国住...
うわ‐えだ【上枝】
木の上のほうの枝。うわえ。⇔下枝。
え【枝】
草木のえだ。「梅が—」「下—(しずえ)」「槻(つき)の木のこちごちの—の春の葉の」〈万・二一〇〉