か【架】
[常用漢字] [音]カ(漢) [訓]かける かかる 1 物を載せるため支柱の上にかけ渡した台。また、棚。「架蔵/画架・開架・銃架・書架・担架・十字架」 2 上にかけ渡す。「架橋・架空・架設・架線...
かか・る【掛(か)る/懸(か)る/係る】
[動ラ五(四)] 1 ㋐上が固定された状態で、高い所からぶらさがる。上から下へさがる。「壁に絵が—・っている」「カーテンの—・っている部屋」 ㋑中空など、高い所に位置する。「月が中天に—・る」 ...
か‐きょう【架橋】
[名](スル) 1 橋を架けること。また、その橋。「—工事」 2 鎖状高分子の分子間に橋を架けたような結合をつくること。代表的な架橋としてゴムの加硫が知られる。この分子間結合を架橋結合、架橋によ...
か‐くう【架空】
[名・形動] 1 空中に架け渡すこと。「—ケーブル」 2 根拠のないこと。また、事実に基づかず、想像によってつくりあげること。また、そのさま。「—の人物」「そんな—な事を宛にして心配するとは」〈...
かくう‐さくどう【架空索道】
⇒ロープウエー
かくう‐じゅんかんとりひき【架空循環取引】
企業が売上高の水増しを図るための不正な取引。実際の商品は存在せず書類だけで行われるもので、ある会社の販売した架空の商品が複数の会社に転売され、元の会社に戻る形をとる。元の会社はこの操作を繰り返し...
かくうせいきゅう‐さぎ【架空請求詐欺】
架空の費目で請求を行い金品をだまし取ること。請求書を送りつけて、現金を指定した口座に振り込ませるなどの手口があり、請求方法は、封書・電子メール・電報などさまざま。詐欺罪・恐喝罪の対象となる。→振...
かくう‐せん【架空線】
コンクリート柱・鉄塔などによって空中に張り渡した電線。架線。
かくう‐ちせん【架空地線】
架空線への雷害防止のため、鉄塔頂部に架設された接地線。グラウンドワイヤー。
かくうていえんのしょ【架空庭園の書】
《原題、(ドイツ)Das Buch der hängenden Gärten》シェーンベルクの歌曲。全15曲。1908年から1909年にかけて作曲。ゲオルゲの同名の詩に基づく。