にどうげんたい‐せんしょくたい【二動原体染色体】
二つの動原体をもつ染色体。二つの染色体が同時に切断し、動原体を含む断片同士が融合したもの。体細胞分裂・減数分裂のほか、放射線の被ばくにより生じる染色体異常としても知られる。
にばい‐たい【二倍体】
染色体が対になっていて、基数の2倍の染色体数をもつ細胞または個体。動物の配偶子以外と、植物の胞子体にみられる。
にほん‐のうぎょういさん【日本農業遺産】
農林水産省が、重要かつ伝統的な農林水産業を営む地域を認定する制度。平成28年(2016)開始。→ジアス(GIAHS) [補説]日本農業遺産認定の24地域 ※はGIAHS(世界農業遺産)認定地岩手...
ニュートラル‐レッド【neutral red】
酸塩基指示薬の一。pH6.8で赤色、pH8.0で黄色を呈する。生体染色にも用いられる。化学式C15H17ClN4
ヌクレオソーム【nucleosome】
核たんぱく質の構造体。染色体の基本構成単位で、8個のヒストンからなる芯(しん)にDNAが2回巻き付いたもの。
ねり‐ぞめ【練(り)染(め)】
生糸を、精練してから、または精練と同時に染色すること。また、そのもの。
灰(はい)後(おく)・る
紫の染色がさめる。紫色を染めるのに入れたツバキの灰の力が不足して、色がさめる。灰返る。「紫の紙の、年経にければ—・れ古めいたるに」〈源・末摘花〉
はい‐の‐き【灰の木】
ハイノキ科の常緑高木。山地に自生。葉は細長い楕円形。5月ごろ、白い花を総状につけ、花びらは五つに裂けている。実は熟すと黒紫色になり、狭卵形。葉から良質の灰汁(あく)ができ、媒染染料の染色に使用。...
はがし‐ぞめ【剝がし染(め)】
布に豆汁(ご)を引き、その上に顔料を豆汁にまぜたものを刷毛(はけ)で引いて乾かしたのち、竹のブラシで布の表面をこすり、顔料をすり落として模様を表す染色法。
はったつ‐ケア【発達ケア】
《developmental care》早産・低体重・染色体異常などでNICUに入院している新生児に対して、成長や発達を促すために行うさまざまな働きかけ。照明を落として機械音を減らす、親が肌を触...