やなぎ‐さび【柳皺】
近世に流行した烏帽子(えぼし)の皺(さび)。柳の葉のように横に細長いしわを寄せたもの。また、その烏帽子。
やなぎさわ【柳沢】
姓氏の一。 [補説]「柳沢」姓の人物柳沢淇園(やなぎさわきえん)柳沢吉保(やなぎさわよしやす)
やなぎ‐しぼり【柳絞(り)】
柳の葉のような柄を染め出した絞り染め。滝絞り。
やなぎた【柳田】
姓氏の一。 [補説]「柳田」姓の人物柳田国男(やなぎたくにお)
やなぎた‐くにお【柳田国男】
[1875〜1962]民俗学者。兵庫の生まれ。貴族院書記官長を退官後、朝日新聞に入社。国内を旅して民俗・伝承を調査、日本の民俗学の確立に尽力した。文化勲章受章。著「遠野物語」「石神問答」「民間伝...
やなぎ‐たで【柳蓼】
タデ科の一年草。水辺に生え、高さ40〜60センチ。柳に似て細長い葉を互生し、鞘(さや)状の托葉(たくよう)をもつ。夏から秋、白い小花をまばらな穂状につける。葉に辛味があり、香辛料とする。ほんたで...
やなぎだ【柳田】
姓氏の一。 [補説]「柳田」姓の人物柳田邦男(やなぎだくにお)
やなぎだに‐かんのん【柳谷観音】
楊谷寺(ようこくじ)の通称。
やなぎだる【柳多留】
「誹風(はいふう)柳多留」の略称。
やなぎ‐だる【柳樽】
柄樽(えだる)の一種で、長い2本の柄のある、祝儀用の酒樽。朱漆で塗り、定紋をつけたものもある。→柄樽 →角樽(つのだる) [補説]「家内喜多留」とも当てて書く。