えんざ‐がき【円座柿】
柿の一品種。実は円形で大きく、へたの周りがこぶ状に盛り上がる。
かき【柿】
1 カキノキ科の落葉高木。また、その実。山地に自生するが、古くから栽培される。よく分枝し、葉は短楕円形で先がとがり、光沢がある。秋に紅葉する。初夏に白い雌花と雄花とが咲き、秋に黄赤色の実を結ぶ。...
し【柿】
[常用漢字] [音]シ(漢) [訓]かき 〈シ〉木の名。カキ。「熟柿」 〈かき(がき)〉「柿色/渋柿」 [補説]「柹」は正字。
きもり‐がき【木守柿】
来年もよく実るようにとのまじないで、木の先端に一つ二つ取り残しておく柿の実。こもりがき。きまもりがき。《季 冬》
くし‐がき【串柿】
渋柿の皮をむき、1本の竹串に数個刺して干したもの。《季 秋》
くすべ‐がき【燻べ柿】
⇒ふすべがき(燻べ柿)
くろ‐がい【黒柿】
「くろがき」の音変化。「蘇芳(すはう)、—、唐桃(からもも)などいふ木どもを」〈宇津保・吹上上〉
くろ‐がき【黒柿】
カキノキ科の常緑高木。台湾・フィリピンなどに分布。心材は暗紫色で堅く、黒檀(こくたん)同様に建築・工芸用に珍重される。台湾黒檀。
こねり‐がき【木練り柿】
1 枝になったままで甘く熟するカキ。こねり。きざわし。 2 御所柿(ごしょがき)の別名。
こもり‐がき【木守柿】
「きもりがき(木守柿)」に同じ。《季 冬》