始(はじ)め有(あ)るものは必(かなら)ず終(お)わり有(あ)り
《「揚子法言」君子から》物事には必ず始めと終わりとがある。生あるものは必ず死に、栄えるものはいつか滅びる。
花(はな)が咲(さ)・く
1 時節がきて栄える。「いつか—・く日もくるだろう」 2 それからそれへと、にぎやかに続く。「昔話に—・く」
はな‐め・く【花めく】
[動カ五(四)] 1 はなやかに見える。「里子は—・く振袖の稚児に目を据えた」〈康成・山の音〉 2 時を得て栄える。時めく。「時にあひ、—・かせ給ふ后おはしましけり」〈唐物語〉
はな‐や・ぐ【花やぐ/華やぐ】
[動ガ五(四)] 1 はなやかになる。明るくはでになる。「パーティーの—・いだ雰囲気」 2 時めく。栄える。「后宮思ひ聞こえ給ひつれば、…こよなく—・ぎ給ふ」〈落窪・四〉
はや・る【流行る】
[動ラ五(四)] 1 その時代の人々の好みに合って、盛んに世の中に行われる。世間で広くもてはやされる。流行(りゅうこう)する。「中高年の間で登山が—・る」「ガレージセールが—・る」 2 商売など...
はん‐じょう【繁盛/繁昌】
[名・形動](スル)にぎわい大いに栄えること。また、そのさま。はんせい。「店が—する」「商売—」「どうか二三年の内に、世界中の—な港へおし渡って」〈魯文・安愚楽鍋〉
ばん‐ぜい【万歳】
1 長い年月。万年。「千秋—」 2 いつまでも生きること。また、永く栄えること。「君天下を保たせ給はん事、—是より始まる可し」〈太平記・二八〉 3 めでたいこと、寿命などを祝福して唱える語。ばん...
一花(ひとはな)咲(さ)か◦せる
成功して、一時華やかに栄える。「引退前にもう—◦せたい」
ビトリア【Vitoria】
スペイン北部、バスク州の都市。同州の州都。12世紀にナバラ王国サンチョ6世が都市を築き、商工業の中心地として発展。現代は自動車工業、化学工業が盛ん。旧市街には14世紀に建てられたゴシック様式の...
ふ‐ちん【浮沈】
[名](スル) 1 浮いたり沈んだりすること。うきしずみ。「愛欲の海に—しながら」〈倉田・出家とその弟子〉 2 栄えることと衰えること。うきしずみ。「会社の—にかかわる重大事」