いきん‐の‐えい【衣錦の栄】
《欧陽修「相州画錦堂記」から》富と地位を得て、錦(にしき)の衣服を着て故郷に帰る名誉。
いや‐さか【弥栄】
[名]ますます栄えること。「国の—を祈る」 [感]繁栄を祈って叫ぶ声。ばんざい。
えい【栄】
価値を高く認められること。名誉。ほまれ。「拝顔の—に浴する」
えい【栄〔榮〕】
[音]エイ(漢) ヨウ(ヤウ)(呉) [訓]さかえる はえ はえる [学習漢字]4年 1 草木が盛んに茂る。「栄枯」 2 物事がさかえる。「栄華/共栄・清栄・盛栄・繁栄」 3 ほまれ。名誉。「栄...
きょう‐えい【共栄】
幾つかのものが、共に栄えること。「共存—」
きょうそん‐きょうえい【共存共栄】
[名](スル)二つ以上のものが、争うことなく、ともに生き、ともに栄えること。
きょ‐えい【虚栄】
1 実質の伴わないうわべだけの栄誉。「塵世の—を薄んじ、来生の真福を望み」〈中村訳・西国立志編〉 2 外見を飾って、自分を実質以上に見せようとすること。みえ。「—を張る」
槿花(きんか)一日(いちじつ)の栄(えい)
《白居易「放言」から》栄華がはかないこと。一炊の夢。槿花一朝(いっちょう)の夢。→槿花1
けん‐えい【顕栄】
[名・形動]位が高くて世に時めくこと。立身出世すること。「富貴—」
こう‐えい【光栄】
[名・形動](スル) 1 業績や行動を褒められたり、重要な役目を任されたりして、名誉に思うこと。また、そのさま。「—の至り」「身に過ぎて—なこと」 2 栄えること。栄えさせること。「みな戦死して...