す【巣/栖/窼】
1 鳥・獣・虫などのすむ所。「ネズミの—」「小鳥の—」 2 人の住む所。すみか。「愛の—」 3 よくない仲間が寄り集まる場所。「悪党の—」 4 クモが獲物を捕まえるために張る網。
すみ‐か【住み処/住(み)家/棲(み)家/栖】
1 住んでいる所。住まい。「—を移す」 2 好ましくないものの住む所。「鬼の—」
す・む【住む/棲む/栖む】
[動マ五(四)] 1 家や場所をきめて、常にそこで生活する。居住する。「空気のよい所に—・みたい」「—・む家もない」 2 ある領域に身を置く。生きている。「我々とは別世界に—・んでいる人」 3 ...
せい【栖】
[人名用漢字] [音]セイ(漢) [訓]す すむ 1 鳥の巣。「栖鴉(せいあ)」 2 生物がすむ。「栖息/幽栖」 [補説]2は「棲」と通用。
せいか‐ろう【栖霞楼】
平安京大内裏の豊楽院(ぶらくいん)正殿の東にあった楼。西の霽景(せいけい)楼に対する。東楼。
せい‐そく【生息/棲息/栖息】
[名](スル) 1 ある場所にすむこと。多く動物についていう。「アフリカの草原に—する動物」「魚類の—区域」 2 (生息)生活すること。生存。「都会に—する」「—場所」
せい‐ち【棲遅/栖遅】
[名](スル)ゆっくりと心静かに住むこと。世俗を離れて田園に住むこと。また、そのような人の家。「以前から別荘にしてあった世田ヶ谷の廃屋に—した」〈荷風・つゆのあとさき〉
せいほう‐ろう【栖鳳楼/棲鳳楼】
平安京大内裏の八省院の四楼の一。応天門の東廊南出部分の端にあり、西の翔鸞楼(しょうらんろう)に対する。