くり‐かわ【栗皮】
1 栗の実の皮。また、その皮に似た色。栗皮色。 2 栗色の革。
くりかわ‐ちゃ【栗皮茶】
栗の実の皮のような赤黒い色。栗皮。
くり‐きんとん【栗金団】
栗を煮つぶしたり、サツマイモのあんに栗をまぜたりして作ったきんとん。
くり‐けむし【栗毛虫】
クスサンの幼虫。しらがたろう。
くり‐げ【栗毛】
馬の毛色の名。地色が黒みを帯びた褐色で、たてがみと尾が赤褐色のもの。
くりげ‐ぶち【栗毛駁】
「くりぶち(栗駁)」に同じ。
くりこま‐こくていこうえん【栗駒国定公園】
岩手・秋田・宮城・山形の4県にまたがる山岳国定公園。栗駒山および焼石(やけいし)岳を中心とする一帯からなる。温泉や峡谷が多い。
くりこま‐やま【栗駒山】
岩手・宮城・秋田の県境にある火山。標高1627メートル。湿原高山植物が多い。岩手県では須川(すかわ)岳、秋田県では大日(おおひ)岳とよぶ。
くりさき‐りゅう【栗崎流】
南蛮流の外科医術の一派。肥後国栗崎の人、栗崎道喜が天正年間(1573〜1592)にルソンで学び、帰国後に始めた。
くり‐しぎぞうむし【栗鷸象虫】
ゾウムシ科の昆虫。体長0.6〜1センチ。体は卵形、黒褐色で背中に紋がある。吻(ふん)で栗の実に穴をあけて産卵する。幼虫は実を食害し、栗虫とよばれる。しぎむし。