くり‐たい【栗帯】
植生帯の区分の一。ブナ帯とカシ帯の中間にあり、クリ・コナラ・ミズナラなどが自生する。
くり‐たけ【栗茸】
モエギタケ科のキノコ。秋、クリ・ナラなどの枯れ木に群生。高さ5〜10センチ、傘は褐色。食用。きじたけ。あかんぼう。《季 秋》
くり‐たまばち【栗癭蜂】
タマバチ科のハチ。体長約3ミリで黒色、腹部は丸く光沢がある。単為生殖で増え、雌のみが知られる。クリの芽に産卵して虫こぶをつくり、幼虫はそれを食べ、夏に成虫となって出る。中国大陸からの帰化昆虫。
くり‐ねずみ【栗鼠】
1 リスの別名。 2 「栗鼠色」の略。 3 馬の毛色の名。栗毛にねずみ色のかかったもの。
くりねずみ‐いろ【栗鼠色】
栗色を帯びたねずみ色。くりねずみ。
くりのこ‐もち【栗の子餅/栗の粉餅】
栗の粉を混ぜ入れて作る餅。また、栗の粉をまぶした餅。重陽(ちょうよう)の節句に作った。栗粉の餅。《季 秋》
くり‐の‐もと【栗の本】
1 鎌倉時代、狂歌を詠む一派のこと。無心。→柿の本 2 卑俗・こっけいを主とした連歌。無心連歌。
くりのもと‐の‐しゅう【栗の本の衆】
鎌倉中期に現れた、こっけいな作風の連歌を作った人々の称。無心衆。→柿の本の衆
くりはら【栗原】
宮城県北部にある市。同県最大の面積で稲作が盛ん。平成17年(2005)4月、栗原郡10町村が合併して成立。人口7.5万(2010)。
くりはら‐し【栗原市】
⇒栗原