すいみつ‐とう【水蜜桃】
桃の栽培品種の一。果実が大きく水分と甘味に富む。中国の原産で、日本には明治期に導入。《季 秋》「さえざえと—の夜明けかな/楸邨」
す‐もも【酸桃/李】
バラ科の落葉小高木。葉は長楕円形。春、白色の5弁花が密集して咲く。果実は桃に似てやや小さく、黄赤色に熟し、少し酸味があり、食用。中国の原産。古くから日本でも栽培され、ソルダム・サンタローザ・巴旦...
西王母(せいおうぼ)が桃(もも)
西王母が漢の武帝に与えたという、3000年に一度実がなる桃。めったに手に入らない珍しいもの、また、長寿のたとえ。
せいよう‐すもも【西洋酸桃】
バラ科の落葉小高木。葉は長楕円形で細かい鋸歯(きょし)がある。春、白色の五弁花が咲く。楕円形の果実は食用。ヨーロッパ南部、西アジア原産。プルーン。
つばい‐もも【椿桃/油桃/光桃】
《「つばきもも」の音変化。「づばいもも」とも》「ネクタリン」に同じ。
つばき‐もも【椿桃】
⇒つばいもも
つる‐こけもも【蔓苔桃】
ツツジ科の常緑小低木。寒地・高山の湿地に生え、茎は地をはう。葉は卵形で小さい。7月ごろ、細長い柄のある淡紅色の花を下向きに開く。実は球形で赤く熟し、生食のほかジャムなどにする。
とう【桃】
[常用漢字] [音]トウ(タウ)(漢) [訓]もも 〈トウ〉木の名。モモ。「桃花・桃李(とうり)/白桃」 〈もも〉「桃色/山桃」 [難読]胡桃(くるみ)・桜桃(さくらんぼ)・桃花鳥(とき)・...
なつ‐もも【夏桃】
桃の一品種。早生種で、実は夏にできる。早桃(さもも)。
に‐とう【二桃】
2個の桃。