から‐くわ【唐桑】
1 中国から渡来した桑の木材。木目が美しく、細工物の材料とする。とうぐわ。 2 ハナズオウの別名。
きゅう‐そう【給桑】
蚕に桑の葉を与えること。
くわ【桑】
クワ科クワ属の落葉高木の総称。ヤマグワ・カラクワ・ロソウなどで、品種も多い。葉は卵形で先がとがり、切れ込みのあるものもある。雌雄異株が普通で、4月ごろ、淡黄緑色の小花が集まって咲く。実は複合果で...
さい‐そう【採桑】
[名](スル)桑の葉をつむこと。
せめ‐くわ【責(め)桑】
養蚕で、休眠に入る直前の蚕に桑の葉を与えること。
そう【桑】
[常用漢字] [音]ソウ(サウ)(呉)(漢) [訓]くわ 〈ソウ〉 1 植物の名。クワ。「桑園・桑梓(そうし)・桑田」 2 (俗字「桒」の文字分析から)四八。「桑年」 〈くわ(ぐわ)〉「桑畑...
そう‐そう【滄桑】
「滄海桑田(そうかいそうでん)」の略。
のう‐そう【農桑】
農耕と養蚕(ようさん)。
はちじょう‐ぐわ【八丈桑】
クワ科の落葉小高木。枝分かれが多く、葉は厚くつやがあり、先が尾状にとがる。伊豆諸島に分布。
はり‐ぐわ【針桑/柘】
クワ科の落葉小高木。枝にとげがあり、葉は長楕円形。雌雄異株で、6月ごろ開花。雄花は淡黄色で球状につく。実は赤く熟す。朝鮮・中国の原産で、葉を蚕が食べるので桑の代用にする。