ぼん‐てん【梵天】
《(梵)Brahmanの訳。「ぼんでん」とも》 古代インドで世界の創造主、宇宙の根源とされたブラフマンを神格化したもの。仏教に取り入れられて仏法護持の神となった。色界の初禅天の王。十二天・...
ぼんてん‐うり【梵天瓜】
マクワウリの別名。
ぼんてん‐か【梵天花】
アオイ科の多年草。低木状で、高さ約1メートル。全体が星状の毛に覆われる。葉は手のひら状に深く裂けていて、淡黄緑色の斑がある。秋、紅色の5弁花を開く。九州南部・沖縄などに分布。
ぼんてん‐こく【梵天国】
1 「梵天1」に同じ。 2 《貞享・元禄のころ、浄瑠璃の終わりに祝言としてを語ったところから》物事の終わり。転じて、追い出されること。「既(すんで)の事—になる処を」〈魯庵・破垣〉 室...
ぼんてん‐のう【梵天王】
色界の初禅天の王。梵天の支配者。梵天。
ぼんとうあんしゅへんとうしょ【梵灯庵主返答書】
梵灯による連歌論書。応永24年(1417)成立。浜名問答。
ぼんとうあんそでしたしゅう【梵灯庵袖下集】
梵灯による連歌論書。室町時代中頃の成立とみられる。梵燈庵主袖下集。
ぼん‐ばい【梵唄】
1 インドの詠法による歌唱。声明(しょうみょう)。 2 四箇(しか)の法要の始まりに、仏徳をたたえる特定の偈頌(げじゅ)を唱えること。
ぼん‐ぶん【梵文】
1 梵語で書かれた文章。 2 梵字の経文。
ぼんもう【梵網】
「梵網経」の略。