ごぜん‐だな【御膳棚】
1 台所などで、食品・食器をのせておく棚。 2 床の間や書院などのわきに設けた棚。
ごふく‐だな【呉服棚】
床の間や書院のわきに設けた袋棚。ふつう呉服などを入れるのに用いた。
さげ‐だな【下げ棚】
つり下げた棚。つり棚。
さんじゅう‐だな【三重棚】
茶道具の棚物(たなもの)の一。地板(じいた)の上に棚板が三段に重なったもの。地板に水指(みずさし)、その上の段に棗(なつめ)、その上に柄杓(ひしゃく)・蓋置(ふたおき)を飾る。天板には一輪ざしを...
さん‐たな【三棚】
近世、武家の新婦が婚家に持参する道具の、厨子棚(ずしだな)・黒棚・書棚のこと。化粧道具や書物などを置く。
しきり‐ちがいだな【仕切り違い棚】
違い棚の一。上下二つの違い棚を、1本の束柱(つかばしら)で貫き支える形のもの。
しだい‐だな【次第棚】
床の間などのわきに設ける棚。
しの‐だな【志野棚】
香道具を置く棚の一。左側に地袋がある。志野流で用いられたことからの名。後に茶の湯でも使われるようになった。
しま‐だな【島棚】
1 違い棚の一種で、中央の棚板が左右の板よりも高くなるように棚を造り、その棚が二段に重なるもの。 2 島の周縁に広がる、勾配(こうばい)の小さい海底。
しもと‐だな【葼棚】
しもとを組んで簀(す)の子状に編み、脚をつけた棚。祭祀(さいし)用の調度。