おとめ‐つばき【乙女椿】
ツバキの一品種。花はふつう桃色で重弁。
かん‐つばき【寒椿】
1 サザンカの園芸品種。よく分枝するが矮小(わいしょう)で、12月〜2月に紅色の八重の花が咲く。庭木や盆栽にする。主に関東地方でいい、関西では獅子頭(ししがしら)とよぶ。 2 寒中に咲くツバキ。...
しらたま‐つばき【白玉椿】
白い花が咲く椿。たまつばき。
たま‐つばき【玉椿】
1 ツバキの美称。《季 春》 2 ネズミモチの別名。
だい‐ちん【大椿】
《「荘子」逍遥遊から》中国古代の伝説上の大木の名。8000年を春とし、8000年を秋として、人間の3万2000年がその1年にあたるという。転じて、人の長寿を祝っていう語。
チャンチン【香椿】
《(中国語)》センダン科の落葉高木。葉は卵形の多数の小葉からなる羽状複葉。若芽は赤く、独特のにおいがある。7月ごろ、枝先に白い小花が密生して咲き、実は秋に熟して5裂する。中国の原産。材を家具など...
ちん【椿】
[人名用漢字] [音]チン(慣) チュン(呉)(漢) [訓]つばき 〈チン〉 1 木の名。センダン科の落葉樹。チャンチン。また、伝説中の長寿の大木。「椿寿・椿葉/大椿」 2 思いがけないこと。...
つばき【椿/山茶/海石榴】
1 ツバキ科の常緑高木。本州以南に自生するが、関東以北では海岸地帯に点在し、ヤブツバキともいう。高さ3〜7メートル。葉は楕円形で厚く、つやがある。春、赤い花をつける。花びらは5枚あり下部が合着し...
つらつら‐つばき【列列椿】
並んで数多く咲いている椿の花。「巨勢山(こせやま)の—つらつらに見つつ偲(しの)はな巨勢の春野を」〈万・五四〉
とう‐つばき【唐椿】
ツバキ科の常緑小高木。中国雲南省の原産で、一重の花が咲くヤマトウツバキの園芸品種。葉は長楕円形で葉脈が著しくへこむ。春、桃色から赤色の大輪の花が咲く。