あい‐ぎょう【愛楽】
[名](スル)《「楽」は好む、願う意》 1 仏語。仏の教えを願い求めること。あいらく。 2 愛好すること。好意を持つこと。「人に—せられずして衆にまじはるは恥なり」〈徒然・一三四〉
あい‐らく【哀楽】
悲しみと楽しみ。「喜怒—」
あか‐らく【赤楽】
楽焼(らくや)きの一。素地に酸化鉄の粘土を塗って赤色をつけ、透明の釉(うわぐすり)をかけて焼いたもの。古くは、赤土に白釉(はくゆう)をかけて焼いた。
あさねぼう‐むらく【朝寝坊夢楽】
[1777〜1831]江戸後期の落語家。本名、里見晋兵衛。三笑亭可楽の弟子。人情話を得意とした。
あん‐らく【安楽】
[名・形動]心身の苦痛や生活の苦労がなく、楽々としていること。また、そのさま。「老後の—を願う」「—な生活を送る」
い‐がく【居楽】
座って雅楽を演奏すること。また、その雅楽。⇔立楽(たちがく)。
いしょう‐どうらく【衣装道楽】
衣服に関して、ぜいたくをすること。また、その人。着道楽。
いずも‐かぐら【出雲神楽】
神楽の分類の一。出雲の佐太神社の神楽の様式が広まったもので、中国・九州地方を中心に全国に分布。ふつう採物(とりもの)の舞と、神話などを脚色した演劇風の舞からなる。出雲流神楽。
いせ‐かぐら【伊勢神楽】
神楽の一。伊勢外宮(げくう)各社で行われた神楽が広まったもので、中部地方・東北地方などに分布。湯をふりかけて清める湯立てを行うのが特徴。霜月神楽。伊勢流神楽。
いち‐らく【一楽】
1 一つの楽しみ。 2 「一楽編み」の略。 3 「一楽織り」の略。