こうぞう‐ざい【構造材】
建築物を構成する部材のうち、建物を支える骨組みとなるもの。木造建築では柱・梁・桁・土台などがこれにあたる。構造部材。⇔非構造材。
こうぞう‐しき【構造式】
分子内での原子の結合状態を図示した化学式。水のH-O-H、酸素のO=Oなど。
こうぞう‐しゅぎ【構造主義】
《(フランス)structuralisme》人間の社会的、文化的諸事象を可能ならしめている基底的な構造を研究しようとする立場。ソシュール以降の言語学理論を背景に、レビ=ストロースの人類学でこの方...
こうぞう‐しょく【構造色】
光の波長またはそれ以下の三次元的な微細構造によって生じる発色。シャボン玉、コンパクトディスクの記録面、タマムシやモルフォの翅(はね)などに見られる干渉色が知られる。イリデッセンス。
こうぞう‐じしん【構造地震】
急激な断層運動によって生じる地震。多くの地震はこれに属する。断層地震。
こうぞう‐すい【構造水】
結晶中に、水としてではなく、水酸化物イオンなどとして含まれているが、加熱すると水として失われるもの。
こうぞう‐せいぶつがく【構造生物学】
たんぱく質などの生体高分子の立体構造を調べることにより、その役割や機能を理解する生物学の一分野。X線回折・NMR・電子顕微鏡などで構造解析が行われる。
こうぞう‐せん【構造線】
地質構造上、2地区に区分できるような大規模な断層。中央構造線など。
こうぞうたいしん‐しひょう【構造耐震指標】
建築物の耐震性能を示す指標。数値が高いほど耐震性が高く、0.6以上であれば大規模地震による倒壊・崩壊の危険性が低いとされる。Is値。
こうぞう‐ちしつがく【構造地質学】
地層や岩体の配列状態や相互関係、変形や地殻の運動、その原動力などを調べる地質学の一分野。