ちゅう‐だん【中段】
1 なかほどの段。階段などのなかほど。「長い石段の—あたりで一息つく」 2 なかほどの段階。いくつかある段階のなかほど。「着色の工夫は、総て色の変化の—においてなさるべきだ」〈横光・機械〉 3 ...
ちょう【挺/梃/丁】
[接尾]助数詞。 1 銃・槍(やり)・鋤(すき)・鍬(くわ)・艪(ろ)・ろうそく・墨・三味線など、細長い物を数えるのに用いる。 2 輿(こし)・駕籠(かご)・人力車など、乗り物を数えるのに用いる...
つき‐か・ける【突(き)掛ける】
[動カ下一][文]つきか・く[カ下二] 1 あるものを目がけて勢いよく突く。つっかける。「槍を—・ける」 2 突こうとする。「—・けて思いとどまる」
つき‐ころ・す【突(き)殺す】
[動サ五(四)]刃物などで突き刺して殺す。刺し殺す。「槍(やり)で—・す」
つき‐ごえ【突き声】
槍(やり)を突くときに発する鋭い大きな声。また単に、かん高く鋭い声。けんのある声や無愛想な声にもいう。「三婦(さぶ)殿、内にか宿にかと、—やり声にじり込む」〈浄・浪花鑑〉
つき‐すて【突(き)捨て】
《「つきずて」とも》 1 将棋で、歩を突いて敵に取らせること。 2 突いたまま、そこに捨てておくこと。小槍などについていう。〈日葡〉
つき‐ぬ・く【突(き)抜く】
[動カ五(四)]突いて、反対側まで通す。突きつらぬく。「槍(やり)で—・く」 [動カ下二]「つきぬける」の文語形。
つ・く【突く/衝く/撞く】
[動カ五(四)] 1 とがった物で一つ所を勢いよく刺したり、強く当てたりする。「槍で—・く」 2 棒状のもので強く押す。「判を—・く」「ところてんを—・く」 3 棒などの先を打ち当てて鳴らす。「...
て‐だまり【手溜まり】
物に触れるときの手の位置を固定するための作りもの。弓の握りや槍の柄などに用いる。また、その物に触れたときの感じにもいう。
て‐やり【手槍/手鑓】
柄が細く短めの槍。