てい‐ぼく【低木】
低い木。ふつう高さ約2メートル以下の樹木。主幹がはっきりせず、根ぎわから数本に分かれて出るものが多い。灌木(かんぼく)。⇔高木。
てんぐ‐す【天狗巣】
樹木の一部の枝が小枝を密生して出しているもの。巣のように見え、天狗の休み場と思われていた。
てんねん‐ぼく【天然木】
栽培によらず野山に自生した樹木。また、まだ加工していない木材。自然木。
とう‐ふく【倒伏】
[名](スル)稲・麦・樹木などがたおれること。
とし‐ぎり【年切り】
1 年によって、樹木の実がならないこと。幸運にあわないことのたとえ。としぎれ。「今までになどかは花の咲かずして四十年(よそとせ)あまり—はする」〈後撰・雑一〉 2 あることのために年数を限ること...
と‐ちょう【徒長】
[名](スル)作物・樹木の茎や枝などがむだにのびてしまうこと。肥料の過多、日照の不足などから起こる。「—枝(し)」
とりげりゅうじょのびょうぶ【鳥毛立女屏風】
正倉院に伝わる屏風の一。六扇からなり、各扇に唐装の婦人を一人配した樹下美人図。天平勝宝8年(756)の東大寺献物帳に記載される。頭髪・着衣・樹木などにヤマドリの羽毛が貼(は)られていたのでこの名...
どうがれ‐びょう【胴枯れ病】
リンゴ・クワ・カラマツなどの樹木の幹に子嚢菌など病原菌が寄生し、そこから上が枯れる病気。
どう‐ぶき【胴吹き】
樹木や盆栽などで、幹や枝の途中から新たに芽が吹くこと。
どうれい‐りん【同齢林】
ほぼ同じ樹齢の樹木からなる森林。