かい【楷】
1 「楷書」の略。「—、行(ぎょう)、草(そう)」 2 ウルシ科の落葉高木。高さ約20メートル。葉は羽状複葉で、秋に紅葉する。孔子の墓に植えたと伝えられ、儒教や学問を象徴する樹木とされる。かいの...
かいと【垣内】
《「かきつ」から転じた「かきと」の音変化》土地のある区画をいう語。もとは開墾を予定した一区画をさしたと推定されるが、樹木などで囲まれた屋敷地、区画された耕地、村の区画を小分けにした小集落なども意...
かかり【掛(か)り/懸(か)り】
1 掛かること。ひっかかること。「エンジンの—が遅い」 2 (掛かり)物事をするのに必要な費用。入費。「—がかさむ」 3 (掛かり)囲碁で、隅に打った相手の石のしまりを妨げること。「—を打つ」→...
かく‐ばつ【画伐/劃伐】
造林で、森林内の一定の区画を定めて樹木を伐採すること。
かこい‐やま【囲い山】
江戸時代、緊急の要に備えるため、有用な樹木の伐採を禁止してある山林。囲い林。
かざ‐おれ【風折れ】
樹木などが風で折られること。かざおり。「柳に—なし」
か‐じゅ【花樹】
美しい花の咲く樹木。花を観賞する木。花木(かぼく)。
カトレア【(ラテン)Cattleya】
ラン科カトレア属の植物の総称。花は大形で、色は、白・桃・紅・黄・紫紅色など多様。熱帯アメリカの原産で、樹木の枝に着生。名は英国の植物愛好家カトレイ(W.Cattley)にちなむ。19世紀初期より...
かば‐の‐き【樺の木】
1 カバノキ科カバノキ属の樹木の総称。シラカバ・ダケカンバ・オノオレなど。樹皮は滑らかで古くなるとはげ落ちる。雄花は尾状の穂をつくり、下垂。カバノキ科にはハンノキ・ハシバミなども含まれる。 2 ...
かみきり‐むし【天牛/髪切虫】
甲虫目カミキリムシ科の昆虫の総称。体は細く、長い触角をもち、大あごが頑丈で鋭い。幼虫は鉄砲虫とよばれ、樹木の材部に食い入る。種類が多く、日本でも約700種が知られる。シロスジカミキリ・キクスイカ...