あたか【安宅】
石川県小松市西部の地名。北陸道の宿駅。 謡曲。四番目物。観世小次郎信光作。奥州へ落ちる義経主従は、途中、安宅の関で富樫(とがし)に見とがめられるが、弁慶の機転で無事通過する。
いのち‐びろい【命拾い】
[名](スル)危うく命が助かること。また、窮地を脱すること。「適切な手当てで—した」「係員の機転のおかげで—した」
おんなだけのみやこ【女だけの都】
《(フランス)La Kermesse héroïque》フランスの映画。1935年作。監督はベルギー出身のフェデー。17世紀のフランドル地方を舞台に、町に突然現れたスペイン軍を、女たちの機転で平...
き【機】
[音]キ(漢) [訓]はた [学習漢字]4年 〈キ〉 1 布を織る装置。はた織り機。「機業/織機」 2 細かい部品の組み合わせで働く仕掛け。からくり。「機械・機関・機器/印刷機・発動機」 3 ...
きか・せる【利かせる/効かせる】
[動サ下一][文]きか・す[サ下二] 1 効き目があるようにする。「シーツにのりを—・せる」「顔を—・せて特別に配慮してもらう」「にらみを—・せる」 2 機敏に心を働かせる。「気を—・せて準備し...
き‐ばたらき【気働き】
その場に応じて、よく気が利くこと。機転。「お仁好(ひとよし)と言うばかりで、—のあるじゃ無し」〈木下尚江・良人の自白〉
こ‐ぎてん【小機転/小気転】
《「こきてん」とも》ちょっとした機転。目先の機転。「容貌も醜からず—も利きそうな女」〈露伴・いさなとり〉
心(こころ)利(き)・く
機転がきく。よく気がきく。「是等は皆一騎当千の兵にて、—・き夜討ちに馴れたる者共なりとは云ひながら」〈太平記・二八〉
こ‐ざいかく【小才覚】
《「こさいかく」とも》ちょっとした機転が利くこと。小利口。
こて‐さき【小手先】
1 手の先の方。手先。 2 ちょっとした機転。小才(こさい)。「—が利く」 3 その場しのぎで、将来を見通した深い考えのないこと。「—の教育対策」