かん‐ぜん【完全】
[名・形動](スル) 1 欠けたところや足りないところがまったくないこと。必要な条件がすべてそろっていること。また、そのさま。「—を期す」「—な形で保存する」「—に失敗だ」 2 欠点などのないよ...
かん‐ぜん【間然】
[名](スル)欠点をついてあれこれと批判・非難すること。「之を—するに人民の議論もなく」〈福沢・文明論之概略〉 「此顔触(かおぶれ)なら—する処無かろうと思う」〈魯庵・社会百面相〉
かんぜん‐むけつ【完全無欠】
[名・形動]欠点や不足がなくて、非のうちどころのないこと。また、そのさま。「—な人格者」
かん‐ぺき【完璧】
[名・形動]《傷のない宝玉の意から》欠点がまったくないこと。また、そのさま。「—を期する」「—な演技」 [派生]かんぺきさ[名]
かん‐よう【寛容】
[名・形動](スル) 1 心が広くて、よく人の言動を受け入れること。他の罪や欠点などをきびしく責めないこと。また、そのさま。「—の精神をもって当たる」「—な態度をとる」「多少の欠点は—する」 2...
きず【傷/疵/瑕】
1 切る、打つ、突くなどして、皮膚や筋肉が裂けたり破れたりした部分。「深い—を負う」 2 物の表面の裂け目や、欠けたりした部分。「レンズに—がつく」 3 人の行為・性質・容貌(ようぼう)などや物...
瑕(きず)に玉(たま)
欠点の多い中に少しだけ美点があること。「玉に瑕(きず)」を逆に言ったもの。
疵(きず)を求(もと)む
《「韓非子」大体から》ことさらに人の欠点や過失を探し求める。毛を吹いて疵(きず)を求む。
きょう‐せい【矯正】
[名](スル) 1 欠点・悪習などを正常な状態に直すこと。「発音を—する」「歯列—」 2 刑務所・少年院などに収容されている人たちの改善更生のための処遇を行うこと。従来の「行刑」に代わって用いら...
きんおう‐むけつ【金甌無欠】
《「南史」朱异伝から》傷のない黄金のかめのように、完全で欠点のないこと。国家が強固で、外国の侵略を受けたことがないことをいう。