ほし・い【欲しい】
[形][文]ほ・し[シク] 1 自分のものにしたい。手に入れたい。「果物が—・い」「返事が—・い」 2 あることが望ましい。「政府の対応に柔軟さが—・い」 3 (「…てほしい」の形で)そうしても...
ほし‐が・る【欲しがる】
[動ラ五(四)]欲しそうな態度を取る。
ほし・む【欲しむ】
[動マ四]欲しいと思う。欲しがる。「財(たから)を貪(むさぼ)りてもの—・むして」〈神功紀〉 [動マ下二]欲しいと思わせる。欲しがらせる。「鉄(ねりかね)等を海のほとりに積みて、—・め嗜(つ...
ほっ・する【欲する】
[動サ変][文]ほっ・す[サ変]《「ほりす」の音変化》 1 欲しいと思う。願う。望む。「平和を—・しない者はいない」「おのれの—・するところに従う」 2 (動詞の未然形に付いて「…んとほっす」の...
ほり・す【欲す】
[動サ変]そうありたいと願う。望む。ほっする。「恋ひつつも後も逢はむと思へこそ己が命を長く—・すれ」〈万・二八六八〉
ほ・る【欲る】
[動ラ四]願い望む。ほしがる。欲する。「夕さればひぐらし来鳴く生駒山越えてそ我(あ)が来る妹が目を—・り」〈万・三五八九〉
よく【欲/慾】
ほしがること。自分のものにしようと熱心に願い求めること。また、その気持ち。「—が深い」「仕事に—が出る」「独占—」「名誉—」
よく【欲】
[音]ヨク(呉)(漢) [訓]ほっする ほしい [学習漢字]6年 1 不足、不満を満たしたいと願う。ほしがる。「欲求・欲情・欲心・欲念・欲望」 2 (「慾」と通用)ほしがる気持ち。「欲火・欲界/...
よく‐あか【欲垢】
欲心が身をけがすことを垢にたとえていう語。「—と梵悩(ぼんなう)と洗ひ清めて」〈滑・浮世風呂・前〉
よく‐け【欲気】
《「よくげ」とも》物をほしがる気持ち。欲にかられる心。欲心。「—を出して失敗する」