あい‐か【哀歌】
悲しい気持ちを表した歌。悲歌。エレジー。
あいしょう‐か【哀傷歌】
1 人の死を悲しむ歌。 2 古今集以後の勅撰和歌集で、部立ての一。万葉集の挽歌(ばんか)にあたる。
あいしょう‐か【愛唱歌】
好んでよくうたう歌。よくうたわれる歌。「国民的な—」
あいのうた【愛の歌】
《原題、(チェコ)Písně milostné》ドボルザークの歌曲集。1888年作曲。全8曲。歌曲集「糸杉」から8曲を選び改訂した作品。
あげ‐うた【挙(げ)歌/上(げ)歌】
1 上代歌謡で、高い調子でうたう歌。「こは夷振(ひなぶり)の—なり」〈記・下〉 2 謡曲で、高い音域から始まり低い音域で終わる、拍子に乗った謡の部分。→下げ歌
あさのうた【朝の歌】
《原題、(フランス)Chanson de Matin》エルガーのバイオリンとピアノのための楽曲「二つの小品」の第1曲。1890年頃に作曲。第2曲「夜の歌」と対をなす。自身の弦楽四重奏曲の第2楽章...
あずま‐うた【東歌】
上代、東国地方で作られた民謡風の短歌。万葉集巻14と古今集巻20の一部に収められる。
あそび‐うた【遊び歌】
わらべ歌の一。子供が遊ぶ時に歌う歌。手まり歌や縄跳び歌など。
あたご‐れんが【愛宕連歌】
⇒愛宕百韻
あと‐うた【後歌/後唄】
地歌や箏曲(そうきょく)歌で、手事(てごと)(長い間奏)のあとに演奏される歌の部分。手事が二か所あるときは、二つ目の手事のあとに演奏される部分。⇔前歌。