とめ‐へん【止偏】
漢字の偏(へん)の一。「此」などの「」の称。
とめ‐べん【止(め)弁/止め瓣】
ねじの上下によって皿形の弁が弁座と直角の方向に動き、流量を調節する装置。ストップバルブ。
とめ‐や【止め矢】
最後に射る矢。とどめをさす矢。「うつぼの底の秘蔵の—とって」〈幸若・夜討曽我〉
と・める【止める/留める/停める】
[動マ下一][文]と・む[マ下二] 1 動いているものを動かないようにする。「タクシーを—・める」「文章を書く手を—・める」 2 継続しているものを続かなくさせる。とだえさせる。「息を—・める」...
とめ‐わん【止め椀】
会席料理で、最後に飯・香の物とともに出す汁物。止め。
とゆけぐうぎしきちょう【止由気宮儀式帳】
豊受大神宮(とようけだいじんぐう)に関する祭儀・由来や職員の分掌などについて記した書。延暦23年(804)禰宜(ねぎ)五月麻呂らが神祇官に提出したもの。→皇太神宮(こうたいじんぐう)儀式帳
どまり【止(ま)り/留(ま)り】
「と(止)まり2」に同じ。「コンクールは毎年予選—だ」
やごつ‐な・し【止事無し】
[形ク]《「やごとなし」の音変化》「やんごとない」に同じ。「さすがに—・き所の衆どものすることなれば」〈宇治拾遺・二〉
やごと‐な・し【止事無し】
[形ク]《「やんごとなし」の撥音の無表記から》「やんごとない」に同じ。「—・き脇顔のしめやかに」〈浮・五人女・四〉
やま◦ない【止まない/已まない】
[連語]《動詞「や(止)む」の未然形+打消しの助動詞「ない」》(「…してやまない」の形で)どこまでも…する。…しないではいられない。「御活躍を願って—◦ない」