めいれき‐の‐たいか【明暦の大火】
明暦3年(1657)正月、江戸本郷の本妙寺から出火、江戸城および江戸市街の大半を焼失した大火事。施餓鬼(せがき)に焼いた振袖が火元といわれる。死者10万余、焼失町数800町といわれ、本所回向院(...
め‐の‐しょうがつ【目の正月】
《正月は一年中でいちばん楽しい時であるところから》美しい物、珍しい物などを見て楽しむこと。目の保養。
め‐の‐ほよう【目の保養】
「目の正月」に同じ。
めん‐かん【免官】
[名](スル) 1 官職をやめさせること。免職。「依願—」 2 律令制で、有位者に対する刑で、位階・勲等を3年間剝奪すること。4年目の正月以降、二等を降して再叙された。
もう‐しゅん【孟春】
《「孟」は初めの意》春の初め。初春。また、陰暦正月の異称。
もぐら‐うち【土竜打ち】
モグラの害を防ぎ、農作物の豊饒を祈願して小正月に行う行事。子供たちが固く束ねたわら束などで地面を打ったりして歩く。土竜追い。土竜脅し。《季 新年》→海鼠曳(なまこひ)き
もち【餅】
《「もちい」の略で、糯(もち)で作ったものの意》糯米(もちごめ)を蒸して臼でついて、種々の形にまとめたもの。正月や節句、祝い事に用いられる。広くは、糯米以外の穀類で作るものをもいう。
もち‐あわい【餅間】
大正月と小正月の中間。正月8日から14日までをいう。もちあい。
もち‐うち【望打ち】
正月14・15日の小正月に、祝い棒を持って行う予祝儀礼。また、その祝い棒。果樹をたたくなどして収穫の豊穣を予祝する。なり木責め。なり祝い。望ぎり。
もち‐がゆ【望粥/餅粥】
望(もち)の日、特に正月15日に食べる小豆(あずき)粥。のちには餅粥の意にとり、餅を入れた粥をいう。もちのかゆ。