かげ‐むしゃ【影武者/陰武者】
1 敵の目を欺くために、大将などと同じ服装をさせた身代わりの武者。 2 陰にあって、表面にいる人の働きを助ける人。または、表面の人を操る人。黒幕。 [補説]作品名別項。→影武者
かげむしゃ【影武者】
黒沢明監督・脚本による映画の題名。昭和55年(1980)公開。武田信玄の影武者となった男の数奇な運命を描く。出演、仲代達矢、山崎努、萩原健一ほか。カンヌ国際映画祭パルムドール、セザール賞最優秀外...
かげむしゃとくがわいえやす【影武者徳川家康】
隆慶一郎の長編の歴史小説。「静岡新聞」に連載されたのち、平成元年(1989)、上下2巻で刊行。関ヶ原で暗殺された徳川家康の影武者世良田二郎三郎が、家康になりすましたまま智将として生き抜いていく姿...
かた‐おもむき【片趣】
[名・形動ナリ]心を一方にばかり寄せること。いちずなさま。「—なるをば、猪武者とてよきにはせず」〈平家・一一〉
かぶと‐にんぎょう【兜人形】
端午の節句に飾る、兜をつけた武者人形。五月雛。《季 夏》
かれのせんぼう【彼の羨望】
武者小路実篤の小説。昭和23年(1948)「小説新潮」7月号に掲載。「山谷(さんや)もの」の第1作。
カンヌ‐こくさいえいがさい【カンヌ国際映画祭】
フランスの都市カンヌで毎年5月に開かれる国際映画祭。第1回は1946年開催。最高賞パルムドールのほか、監督賞や男優・女優賞、「ある視点」賞などがある。ベネチア・ベルリンとともに世界三大映画祭とさ...
が
[格助]名詞または名詞に準じる語に付く。 1 動作・存在・状況の主体を表す。「山—ある」「水—きれいだ」「風—吹く」「兼行(かねゆき)—書ける扉」〈徒然・二五〉 2 希望・好悪・能力などの対象...
口(くち)を利(き)・く
1 ものを言う。話をする。「生意気な—・く」 2 仲を取り持つ。「なんとか先方に—・いてもらいたい」 3 口が達者である。「坂東武者は馬の上でこそ口はきき候ふとも」〈平家・一一〉 4 幅を利かす...
ぐそく‐むしゃ【具足武者】
鎧(よろい)や兜(かぶと)をつけた武者。