くさ‐じし【草鹿】
歩射(ぶしゃ)の的。板で鹿の姿を作って革や布を張り、中に綿を入れてつるしたもの。鎌倉時代に始まり、室町時代には大的(おおまと)・円物(まるもの)とともに徒立(かちだ)ちの三物(みつもの)といわれ...
くすり‐うり【薬売り】
薬を売り歩くこと。また、その人。「越中(えっちゅう)富山の—」
くすり‐ばこ【薬箱】
1 薬を入れる箱。 2 医者が往診するとき、薬品を入れて持ち歩いた箱。薬籠(やくろう)。
くず‐ひろい【屑拾い】
紙や金属などのくずを拾って歩くこと。また、それで生活している人。
く‐せん【苦戦】
[名](スル) 1 相手が強く、不利な状況で苦しい戦いをすること。「—を強いられる」「選挙で—する」 2 物事をなしとげるために苦しみながら努力すること。「信仰なくんば信仰を得るまで—せよ」〈独...
くたび・れる【草臥れる】
[動ラ下一][文]くたび・る[ラ下二] 1 長時間からだや頭を使ったため、疲れて元気がなくなる。「歩きつづけて—・れる」 2 年老いたり苦労が続いたりして気力や若さを失う。「人生に—・れる」「生...
くちずさみ【口遊】
平安時代の教科書・事典。1巻。源為憲(みなもとのためのり)著。天禄元年(970)成立。公家の子弟を対象に、初歩的な知識を暗唱に便利なようにまとめたもの。乾象(天文)・時節・官職・人倫など、19部...
くち‐もと【口元/口許】
[名] 1 口のあたり。口。「—がほころぶ」 2 口のあたりのようす。口つき。「母親似の—」 3 出入り口。はいり口。転じて、物事の初め。初歩。「木のほらの—らしく」〈浜田・むく鳥のゆめ〉
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口(くち)を切(き)・る
1 話を始める。最初に発言する。「まず彼が話の—・った」 2 開けたことのないふたや栓、封などを開ける。「シャンペンの—・る」 3 馬を歩かせはじめるために、手綱を緩める。「権三が馬は逸物の、—...
くっ‐こう【屈行】
敬礼の一。腰をかがめて歩くこと。