あと‐ば【後歯】
1 下駄の後ろの歯。⇔前歯。 2 前の歯と台は同じ材で作り、後ろの歯を差し入れた女性用の下駄。
あまくさ‐しだ【天草羊歯】
イノモトソウ科の常緑、多年生のシダ。千葉県以西の暖地の山中に自生。葉は根茎から束になって生え、柄は細く赤褐色でつやがある。
い‐し【胃歯】
1 エビなどの甲殻類の胃の内面にあるキチン質の硬い突起。食物を砕く役割をする。 2 軟体動物のアメフラシなどの胃壁にある粒状体。食物を砕くと同時に、消化酵素を出す。
いたち‐しだ【鼬羊歯】
オシダ科の多年生のシダ。山野に生え、根茎は短く、塊状。葉は束生し、長さ30〜70センチ、羽状複葉でいちばん下の羽片が特に大きい。葉柄に黒い鱗片(りんぺん)が密生。やまいたちしだ。
いちょう‐ば【銀杏歯】
下駄の歯で、イチョウの葉のように、下が広がったもの。
いっぽん‐ば【一本歯】
修験者(しゅげんじゃ)などの履く、一枚歯の高足駄。
いときり‐ば【糸切り歯】
《糸を切るのに使うところから》人間の犬歯(けんし)。
いぬ‐しだ【犬羊歯】
コバノイシカグマ科の多年生のシダ。山野の岩の間やがけに生え、葉は長さ10〜25センチで白い軟毛が密生し、羽状に裂けている。
いれ‐ば【入れ歯】
1 抜けたり、欠けたりした歯の補いに、人造の歯を入れること。また、その歯。義歯(ぎし)。「総—」 2 下駄の歯入れ。
いんとう‐し【咽頭歯】
魚類の咽頭部にある歯。コイやベラのものは大きく、貝や甲殻類をこれで割って食べる。