う‐と【烏兎】
《「金烏玉兎(きんうぎょくと)」の略。太陽の中に烏(からす)、月の中に兎(うさぎ)がいるという中国の伝説から》 1 太陽と月。日月(じつげつ)。 2 年月。歳月。「—匆匆(そうそう)」
うな‐い【髫/髫髪】
《「項(うな)居(い)」の意か》 1 昔、7、8歳の童児の髪をうなじのあたりで結んで垂らしたもの。また、女児の髪を襟首のあたりで切り下げておくもの。うないがみ。 2 髪形を1にした童児。幼い子供...
うない‐はなり【髫髪放り】
うない髪にしないで肩のあたりに髪を垂れ放した振り分け髪姿。また、その姿をした少女。「うない」よりも成長した13、4歳をいう。「橘の寺の長屋にわが率寝(ゐね)し—は髪あげつらむか」〈万・三八二二〉
うば‐ら【姥等】
近世、京都で歳末に出た女乞食の一種。赤い前垂れをかけ、手ぬぐいなどで顔を覆って物乞いをした。
ウプサラ‐だいせいどう【ウプサラ大聖堂】
《Uppsala Domkyrka》スウェーデン南東部の都市、ウプサラにある大聖堂。北欧最大級の教会建築として知られる。13世紀後半に建造が始まり、完成まで1世紀以上の歳月を費やした。19世紀末...
うみべのカフカ【海辺のカフカ】
村上春樹の長編小説。平成14年(2002)、上下2冊で刊行。15歳の少年を主人公に据え、オイディプス王の物語をモチーフとする。蜷川幸雄による舞台化作品もある。
うめがえ【梅枝】
源氏物語第32巻の巻名。光源氏39歳。明石の姫君(明石の中宮)の裳着(もぎ)と入内(じゅだい)の準備などを描く。 謡曲。四番目物。世阿弥作。管弦の役争いで討たれた楽人富士の妻の霊が、津の国住...
ウラー【(ロシア)ura】
[感]突撃のときに、または歓喜を表して発する語。万歳。
うり‐だし【売(り)出(し)】
1 売りはじめること。 2 新しい商品などを市場に出すこと。「新製品の—」 3 一定の期間に限って、商品を特別に安く、または景品をつけて売ること。「歳末の—」 4 知名度が高まっていくこと。また...
うん
その数が不明であるか、またはわざと示さない場合に代わりに用いる語。「—万円」「二十—歳」