じゅん【殉】
[常用漢字] [音]ジュン(呉) 1 主人の死を追って死ぬ。「殉死」 2 大事なもののために命を捨てる。「殉教・殉職・殉難」
じゅん‐きょう【殉教】
[名](スル)自らの信仰のために生命をささげること。「—者」
じゅんきょうしゃ‐の‐こみち【殉教者の小道】
《Şəhidlər Xiyabanı》アゼルバイジャンの首都バクーにある墓地。市街中心部南西の高台に位置する。旧ソ連時代末期のバクー制圧の犠牲者や、ナゴルノカラバフ戦争の戦死者が眠る。
じゅんきょうしゃ‐の‐ひろば【殉教者の広場】
リビアの首都トリポリにある広場。旧市街と新市街の間に位置する。イタリア植民地時代に建設。1969年のカダフィによるクーデター成功後には「緑の広場」と呼ばれるようになり、革命の象徴となった。201...
じゅん‐こく【殉国】
国家のために身命を捨てて尽くすこと。「—の士」
じゅん‐し【殉死】
[名](スル)主君が死亡したときに、臣下があとを追って自殺すること。
じゅん‐しょく【殉職】
[名](スル)職責を果たそうとして命を失うこと。「銃弾を浴びて—した刑事」
じゅん‐じょう【殉情】
感情のおもむくままに自分をゆだねること。「—の人は歌うことにこそ纔(わずか)に慰めはあれ」〈佐藤春夫・殉情詩集〉
じゅんじょうししゅう【殉情詩集】
佐藤春夫の第1詩集。大正10年(1921)刊。五・七、七・五の文語調を用いた叙情詩23編を収録。
じゅん・じる【殉じる】
[動ザ上一]「じゅん(殉)ずる」(サ変)の上一段化。「職に—・じる」