あ【吾/我】
[代]一人称の人代名詞。わたし。われ。わ。「—を待つと君が濡れけむ」〈万・一〇八〉 [補説]主に上代に用いられ、平安時代には「あが」の形を残すだけになった。
あきしの‐でら【秋篠寺】
奈良市秋篠町にある寺。開山は善珠、開基は光仁(こうにん)天皇。はじめ法相宗、次いで真言宗、近世には浄土宗西山派の寺。現在は単立宗教法人。今は国宝の本堂を残すのみ。伎芸天(ぎげいてん)立像が有名。
あく‐れい【悪例】
慣習となっているよくない例。悪い先例。「将来に—を残す」
あし‐あと【足跡】
1 人や動物が歩いたあとに残る足の形。 2 立ち寄った道筋。逃げた行方。足どり。 3 業績。そくせき。「研究に偉大な—を残す」
あ・す【塡す】
[動サ四]いっぱいにする。満たす。一説に、浅くする、残す、の意とも。「献(まつ)り来(こ)し御酒(みき)ぞ—・さず飲(を)せ」〈記・中・歌謡〉
アスコーナ【Ascona】
スイス南部、ティチーノ州の町。マッジョーレ湖の北岸に面する観光保養地。旧市街にはイタリアの影響を色濃く残す歴史的建造物が多い。1920年代から30年代には、各国から芸術家が集まり「大熊」という芸...
跡(あと)をつ・ける
1 痕跡(こんせき)をとどめる。跡を残す。 2 人・車などのあとを悟られないようについて行く。尾行する。「怪しい人物の—・ける」
跡(あと)を濁(にご)・す
立ち去ったあとに醜い状態を残す。「立つ鳥—・さず」
あぶ・す【溢す】
[動サ四]余す。残す。「さしも深き御志なかりけるをだに落とし—・さず」〈源・玉鬘〉
あま・す【余す】
[動サ五(四)] 1 余分なものとして残す。余らせる。「料理が多すぎて—・してしまった」 2 限度に達するまでの余地を残す。「今年も—・すところあと三日」 3 (主に受身の形で用いる)持て余す。...