あき‐がら【空き殻】
1 肉のない貝殻。 2 中身のなくなった入れ物。
あさ‐がら【麻幹/麻殻】
「おがら(麻幹)」に同じ。
あさ‐がら【麻殻/白辛樹】
エゴノキ科の落葉高木。本州中部以西の山地に自生。葉は広楕円形。初夏、白い花が多数垂れて咲く。実から油をとる。材は軽くて柔らかい。あさぎ。
おおば‐あさがら【大葉麻殻】
エゴノキ科の落葉高木。山地に自生。葉は楕円形で先がとがる。初夏、白色の小花を多数、下向きにつける。材質が麻殻のようにもろい。
お‐から【御殻/雪花菜】
《女房詞から。豆腐を作るときの豆乳をしぼったあとの「から(殻)」の意》大豆(だいず)のしぼりかす。食用、また飼料にする。豆腐殻。きらず。うのはな。
お‐がら【麻幹/苧殻】
皮をはいだ麻の茎。盂蘭盆(うらぼん)の門火(かどび)をたくときなどに用いる。あさがら。《季 秋》「子をつれて夜風のさやぐ—買ふ/林火」
かい【卵/殻/稃】
《「貝」と同語源》たまご。また、たまごの殻(から)。かいご。「—のうちに命こめたる雁(かり)の子は君が宿にてかへさざるらむ」〈宇津保・藤原の君〉
かい‐かく【介殻】
貝殻(かいがら)。
かい‐がら【貝殻】
貝の軟体を外側から包む石灰質などからなる硬い物質。
かいよう‐ちかく【海洋地殻】
海洋底を構成する地殻。主に玄武岩からなる。厚さ約6キロメートル。海嶺で生成。大陸地殻に比べて密度が高い。