(梵)Vaiśravaṇaの音写。多聞と訳す》仏法守護の神。四天王十二天の一。須弥山 (しゅみせん) の第4層中腹北側に住し、北方世界を守護。黄色の身で忿怒 (ふんぬ) の相をし、甲冑 (かっちゅう) を着け、左手に宝塔を捧げ、右手に矛または宝棒を持つ。財宝を施す神として施財天ともいわれる。日本では七福神の一とする。多聞天。

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