びしゃもん【毘沙門】
「毘沙門天」に同じ。
びしゃもん‐てん【毘沙門天】
《(梵)Vaiśravaṇaの音写。多聞と訳す》仏法守護の神。四天王・十二天の一。須弥山(しゅみせん)の第4層中腹北側に住し、北方世界を守護。黄色の身で忿怒(ふんぬ)の相をし、甲冑(かっちゅう)...
びしゃもん‐どう【毘沙門堂】
京都市山科区にある天台宗の寺。正しくは出雲寺。山号は護法山。院号は安国院。開創は、寺伝によれば大宝3年(703)、開山は行基。また、延暦年間(782〜806)に、最澄が自作の毘沙門天像を草庵に安...
びしゅかつま【毘首羯磨】
《(梵)Viśvakarmanの音写。妙匠・種々工巧と訳す》帝釈天(たいしゃくてん)の侍臣で、細工物や建築をつかさどる神。転じて、美術工芸に巧みな人。
びらん‐じゅ【毘蘭樹】
バクチノキの別名。
びらんば【毘藍婆】
《(梵)Vairambhakaの音写》仏語。世界の生成または壊滅する劫初(ごうしょ)・劫末に吹くという暴風。毘藍。毘藍婆風。
びるしゃな【毘盧遮那】
「毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)」に同じ。
びるしゃな‐きょう【毘盧遮那経】
大日経(だいにちきょう)の異称。
びるしゃな‐ぶつ【毘盧遮那仏】
《(梵)Vairocanaの音写。光明遍照と訳す》大乗仏教で、蓮華蔵(れんげぞう)世界に住し、その身は法界に遍満し、身光・智光の大光明で全宇宙を照らす仏。真言宗では大日如来、天台宗では法身仏、華...