しこう‐ろくみん【四公六民】
江戸時代の年貢率の一。その年の収穫高の4割を年貢として領主に納め、6割を農民の所得とするもの。 [補説]江戸時代中期以降は五公五民になったとされる。
しちこう‐さんみん【七公三民】
江戸時代の年貢率の一。その年の収穫高の7割を年貢として領主に納め、3割を農民の所得とするもの。
しち‐しみん【私地私民】
私有地と私有民。
しぶたみ【渋民】
岩手県盛岡市の地名。旧村名。石川啄木(いしかわたくぼく)の郷里。
し‐みん【四民】
近世封建社会での、士・農・工・商の四つの身分・階級。転じて、あらゆる階層の人間。→士農工商「—同等の今日とても地下(じげ)と雲上の等差(ちがい)口惜し」〈露伴・風流仏〉
し‐みん【士民】
士族と平民。また、武士と庶民。
し‐みん【市民】
1 市の住民。また、都市の住民。 2 《citizen》近代社会を構成する自立的個人で、政治参加の主体となる者。公民。 3 《(フランス)bourgeois》ブルジョアのこと。
し‐みん【私民】
大化の改新以前、諸豪族に隷属した人民。改新後は朝廷に属する公民となった。
しゅう‐みん【州民】
州の人民。くにのたみ。
しゅけん‐ざいみん【主権在民】
主権が国民にあること。日本国憲法は前文で宣言している。国民主権。