いつ‐みん【逸民/佚民】
1 俗世間をのがれて、隠れ住んでいる人。 2 官に仕えず、気楽な生活を楽しむ人。「太平の—」 [補説]書名別項。→逸民
いつみん【逸民】
小川国夫の短編小説。昭和61年(1986)発表。同年、第13回川端康成文学賞受賞。
い‐みん【移民】
[名](スル)個人あるいは集団が永住を望んで他の国に移り住むこと。また、その人々。現在では「移住」「移住者」の語を用いることが多い。「多くの日本人が新天地を求めて—した」
い‐みん【遺民】
君主や王朝が滅びたのちも生き残って、遺風を伝えている民。また、旧主が滅びても、節を持して、新しい君主に仕えない者。「爾(なんじ)等明朝の—か、将(は)た又た清朝の忠臣か」〈独歩・愛弟通信〉
おう‐みん【王民】
王に統治される人々。
かい‐みん【海民】
海で、漁業や製塩、舟運などにたずさわる人。
かいもの‐なんみん【買(い)物難民】
付近に商店がなく、食品や日用品の買い物に困っている人。高齢や障害のため、また自動車をもたないため遠方の商店に行くのが困難な人をいう。買い物弱者。
かでん‐みん【火田民】
火田を耕作する農民。
かみ‐の‐たみ【神の民】
1 ユダヤ民族の自称。神に選ばれた民。選民。 2 神の国の民。キリスト教徒の自称。
か‐みん【下民】
《下界の民の意から》人民。げみん。