すい‐りきがく【水力学】
液体、特に水の力学的性質やエネルギーを対象に、機械設計などの工学的応用面から研究する学問。
すい‐りょく【水力】
1 水の力。水の勢い。 2 動力として利用される水の運動エネルギーや位置エネルギー。
すいりょく‐きかい【水力機械】
液体エネルギーを機械エネルギーに変換させたり、液体に位置・圧力・運動などのエネルギーを与えて仕事をさせたりする機械の総称。主に水を利用するのでいう。水車・ポンプなど。流体機械。
すいりょく‐きかん【水力機関】
水力を利用して動力を発生させる機械。水車・水力タービンなど。
すいりょく‐さいたん【水力採炭】
高圧の水を噴射させ、その力で石炭を掘り崩して行う採炭法。
すいりょく‐タービン【水力タービン】
水力発電用の水車。水を羽根車に当てて回転させ動力を得る。
すいりょく‐つぎて【水力継(ぎ)手】
継ぎ手の一。主動軸の回転力を、羽根車などにより油や水を媒介として従動軸へ伝える形式のもの。流体継ぎ手。
すいりょく‐でんき【水力電気】
水力発電による電気。「ぽつりぽつりと、—の明りが附き始めた」〈鴎外・青年〉
すいりょく‐はつでん【水力発電】
水力で羽根車を回し、その動力で発電機を回して電気エネルギーを得る方式。ダム式・水路式・揚水式などがある。 [補説]規模による水力発電の分類分類規模大水力10万キロワット程度以上中水力1万〜10万...
すいりょく‐はつでんしょ【水力発電所】
水力発電の方式による発電所。日本初の一般供給用発電所は京都蹴上(けあげ)に設置されたもので、明治24年(1891)より運用開始。琵琶湖疏水の水を利用した。