すい‐しゃ【水車】
1 水流を利用して羽根車を回転させ、機械的動力を得る装置。精米・製粉に利用。また水力発電に使われ、ペルトン水車・プロペラ水車などが用いられる。 2 農業用の水を田に送り込む装置。水路に設け、人が...
すいしゃ‐ぼうせき【水車紡績】
水車を原動力とする紡績法。明治初期に臥雲辰致(がうんたっち)が発明。がら紡。
すいだし‐かん【吸(い)出し管】
反動水車の水の出口と放水路とを結ぶ管。全落差を有効に働かせる役目をする。吸水管。ドラフトチューブ。
すいりょく‐きかい【水力機械】
液体エネルギーを機械エネルギーに変換させたり、液体に位置・圧力・運動などのエネルギーを与えて仕事をさせたりする機械の総称。主に水を利用するのでいう。水車・ポンプなど。流体機械。
すいりょく‐きかん【水力機関】
水力を利用して動力を発生させる機械。水車・水力タービンなど。
すいりょく‐タービン【水力タービン】
水力発電用の水車。水を羽根車に当てて回転させ動力を得る。
せ‐ぎり【瀬切り】
1 水の流れをせきとめること。「—をして水車がかけてあって」〈有島・星座〉 2 水が瀬を押しきって流れること。また、その場所。早瀬。「立田川滝の—にはらへつついはひくらすは君が為とぞ」〈古今六帖・一〉
そと‐ぐるま【外車】
1 外側に装置した車輪。⇔内車(うちぐるま)。 2 汽船の舷側外に装置された水車のような形の車輪。がいしゃ。
そらせ‐いた【逸らせ板】
ペルトン水車で、ノズルからの噴流の向きを変える板。ノズルの出口に取り付けてあり、動力を加減するための装置。
ちいさなふうしゃ【小さな風車】
《原題、(ドイツ)Moulinet》⇒小さな水車