み‐わた【水曲】
《「みわだ」とも》川の流れの曲がってよどんでいる所。「いづみ川水の—の柴漬(ふしづ)けにしば間の氷る冬は来にけり」〈千載・冬〉
もい【水】
《椀(もい)に入れるものの意から》飲み水。飲料水。「淡道島の寒泉(しみづ)をくみて、大御—献(たてまつ)りき」〈記・下〉
もい‐とり【水取/主水】
古代、宮中の飲料水のことなどをつかさどった人。もんど。「采女(うねめ)、—、御髪(みぐし)あげども」〈紫式部日記〉
もいとり‐の‐つかさ【主水司/水司】
1 ⇒しゅすいし(主水司) 2 ⇒すいし(水司)
もずく【水雲/海蘊】
モズク科の褐藻。静かな内湾のホンダワラ類に着生し、春から初夏にかけ繁茂。茶色で柔らかく、糸状で、よく分枝して房のように見え、ぬるぬるしている。酢の物にして賞味。もぞく。もくず。もぞこ。《季 春》...
やご【水蠆】
トンボ類の幼虫。水中にすみ、羽化までふつう1〜3年かかる。体は円筒形でやや平たく、下唇の先端にあるはさみを突き出して小動物を捕らえる。直腸の変化した気管鰓(えら)で呼吸するが、イトトンボ類では尾...
やま‐め【水蠆】
ヤンマの幼虫。やご。