こまい【氷魚/氷下魚】
タラ科の海水魚。全長約30センチ。体色は灰褐色で、暗色の不規則な斑点がある。食用。北海道以北の日本海・太平洋沿岸にすむ。根室地方では冬、海面の氷に穴をあけて釣る。《季 冬》「沓軋(きし)り現れし...
ひ‐うお【氷魚】
アユの稚魚。2、3センチ程度で体はほとんど半透明。秋から冬にかけて琵琶湖でとれるものが有名。ひお。
ひ‐お【氷魚】
「ひうお(氷魚)」に同じ。《季 冬》 [補説]書名別項。→氷魚
ひお【氷魚】
島木赤彦の第3歌集。大正9年(1920)刊。
ひお‐の‐つかい【氷魚の使】
平安時代、9月から12月まで、山城国宇治・近江(おうみ)国田上の両地から奉る氷魚を受け取るために朝廷が派遣した使者。