蛙(かえる)の目借(めか)り時(どき)
春、蛙が鳴くころの、すぐ眠くなる時期。蛙に目を借りられる意からとも、蛙が雌を求める「妻狩(めか)り」から転じたものともいう。《季 春》
かかぐ・る
[動ラ四] 1 手さぐりで探し求める。たどる。「いとまだ夜深く暗かりければ、—・り出でむと思へども」〈大和・附二二〉 2 すがる。つかまる。「柱より—・り下るる者あり」〈宇治拾遺・一〇〉 [補説...
かき‐さぐ・る【掻き探る】
[動ラ四]手探りでさがし求める。「夢の逢ひは苦しかりけり驚きて—・れども手にも触れねば」〈万・七四一〉
かぎゃく‐ふりこ【可逆振(り)子】
重力加速度を測定するために考案された実体振り子。金属棒の両端付近にそれぞれ支点があり、可動式の二つのおもりを取り付けたもの。支点の位置を逆にし、可動式のおもりを移動して振動周期を同じにすることで...
かくにん‐そしょう【確認訴訟】
特定の権利または法律関係の存否について争いがあるときに、その存否を確認する判決を求める訴訟。確認の訴え。
かけ‐ざん【掛(け)算】
ある数を他の数の表す回数だけ加えた合計を求める計算。乗法。⇔割り算。
かじ‐じけん【家事事件】
家庭内の紛争など、家庭に関する事件。家庭裁判所に許可・判断を求める家事審判手続きと、当事者が話し合って解決する家事調停手続きとがある。
かせ・ぐ【稼ぐ】
[動ガ五(四)] 1 生計を立てるために、一生懸命に働く。「骨身を惜しまず—・ぐ」 2 働いてお金を得る。「学費を—・ぐ」 3 試合などで、得点をあげる。「打点を—・ぐ」「下位力士を相手に星を—...
かたく‐そうさく【家宅捜索】
検察官・警察官などが、職権に基づいて、刑事事件の犯人や証拠物件をその住居に入って捜し求めること。
かちょうきん‐せいど【課徴金制度】
インサイダー取引、有価証券報告書の虚偽記載、監査法人の社員や公認会計士による虚偽証明など、証券市場における違反行為に対して、課徴金の納付を求める制度。審判手続を経て、金融庁による行政処分として行...