ご‐ぶさた【御無沙汰】
[名](スル)相手を敬って、その人への「無沙汰」をいう語。あなたさまへの無沙汰の意。長らく訪ねなかったり、便りをしないままでいたりすること。また、それをわびるあいさつに用いる語。「久しく—してい...
さいばん‐ざた【裁判沙汰】
裁判所に訴え、訴訟事件として争うこと。「争いが—になる」
さ‐た【沙汰】
[名](スル)《「沙」は砂、「汰」はより分ける意》 1 物事を処理すること。特に、物事の善悪・是非などを論じ定めること。裁定。また、裁決・裁判。「地獄の—も金次第」 2 決定したことなどを知らせ...
ざつむ‐さた【雑務沙汰】
中世、幕府の裁判制度で、売買・貸借関係などの民事訴訟。
しぜん‐とうた【自然淘汰】
[名](スル) 1 「自然選択」に同じ。→人為淘汰 2 時の経過とともに、優良なものが生き残り、劣悪なものがひとりでに滅びていくこと。「俗悪な雑誌は—される」
しゃかい‐とうた【社会淘汰】
社会的条件によって、人間の寿命・出生率・死亡率が影響される現象。
しゆう‐とうた【雌雄淘汰】
シカの角、鳥の飾り羽、ライオンのたてがみなどは、異性による配偶者の選択に有効な形質として発達したとする説。ダーウィンが初めて提唱。
しょむ‐さた【所務沙汰】
鎌倉・室町時代、所領問題に関する訴訟の裁判。
じんい‐とうた【人為淘汰】
動植物の個体群の中から、人間の役に立つ形質をもつ個体を選んで交配し、その形質を一定の方向に変化させること。家畜や作物の品種改良に用いられる。人為選択。→自然淘汰
じん‐だ【糂粏/糝汰】
1 ぬかみそ。じんだみそ。また、五斗味噌(ごとみそ)のこと。「—瓶(がめ)」 2 枝豆をゆでてすりつぶし、塩・酒・砂糖などで調味したもの。餅にからめたり、和(あ)え衣にしたりする。ずんだ。