たかく‐ぼうえき【多角貿易】
2国間貿易における収支の不均衡を防ぎ、貿易の拡大を図るために、3か国以上で多角的決済方式によって行われる貿易。三角貿易など。
タッチ‐けっさい【タッチ決済】
非接触型ICカード、および同機能を有するスマートホンやスマートウオッチなどによる電子決済。専用の通信端末にかざすだけで決済が完了する。通信規格にFeliCa(フェリカ)、NFCなどがある。コード...
たて‐ぎょく【建(て)玉】
株式の信用取引や商品の先物取引で、売買約定をしたまままだ未決済のもの。買ったままで未決済の状態を買建玉、売ったままで未決済の状態を売建玉という。ポジション。
たんきせいさん‐とりひき【短期清算取引】
清算取引の一。決済期限が当日またはその翌日と定められているもの。繰り延べを望む者には1か月以内に限って認められる。第二次大戦前に行われていたが、昭和18年(1943)廃止。⇔長期清算取引。
チェンマイ‐イニシアチブ【Chiang Mai initiative】
東アジア域内で緊急時に通貨安定のため外貨準備(主にドル)を融通しあう通貨スワップ協定。東南アジア諸国連合(ASEAN)および日本・中国・韓国の計13か国が参加。ある国が短期の投機取引を繰り返す投...
ちゅうおう‐ぎんこう【中央銀行】
一国における金融組織の中核をなす銀行。特別法に基づき設立される。法定通貨の独占発券権を持ち、通貨量の調整をする銀行、銀行の銀行、国庫の支出・収納・保管や公債発行など政府の銀行としての業務を行い、...
ちゅうごく‐ぎんれん【中国銀聯】
中国の銀行間決済ネットワーク運営会社。中国政府の主導により、2002年に中央銀行の中国人民銀行を中心に設立。決済ネットワークの銀聯には中国本土・香港・マカオなどの金融機関200行以上が参加してい...
つうかんベース‐ぼうえきしゅうし【通関ベース貿易収支】
財務省が毎月発表する貿易統計をもとに算出される貿易収支。貨物が税関を通過した時点で輸出入額を集計し、輸出は運賃・保険料を含まないFOB価格、輸入は運賃・保険料を含むCIF価格で計上される。 [補...
ていがく‐こがわせ【定額小為替】
1 ゆうちょ銀行が提供する送金・決済サービスの一。50円から1000円まで12種類の額面の定額小為替証書を組み合わせて送金する。受け取った定額小為替は郵便局やゆうちょ銀行の窓口で換金できる。普通...
ていき‐とりひき【定期取引】
あらかじめ受け渡しの期日を定め、その期日に取引の決済をしても、中途で反対売買をして差金で決済してもよいとする方法。第二次大戦前の株式取引で用いられた語。現在の先物取引はこの方法で行われている。