ふし‐づけ【柴漬(け)】
1 「しばづけ2」に同じ。《季 冬》「—や古利根今日の日を沈む/秋桜子」 2 からだを簀巻(すまき)にして水中に入れること。1に似た罪人などの処罰法。「水の底に—にもし」〈義経記・三〉
舟(ふね)は水(みず)に非(あら)ざれば行(ゆ)かず水(みず)舟(ふね)に入(い)れば則(すなわ)ち没(ぼつ)す
《「孔子家語」六本から》舟は水がなければ進まないが、その水が入ると舟は沈む。君臣の関係も、臣下がなければ君主は立ちゆかないが、臣下が君主の権威を犯すようなことがあると君主は滅びてしまうというたと...
ぶく‐ぶく
[副](スル) 1 泡などが次々と出る音や、そのさまを表す語。「汚水にメタンガスが—(と)わく」 2 泡をたてながら物が水中に沈む音や、そのさまを表す語。「見る間に—(と)沈む」 3 水などを...
ぷく‐ぷく
[副] 1 小さな泡などがたつさま。また、小さな泡をたてながら物が水中に沈むさまや、浮くさま。「鰌(どじょう)が時々—浮いて泡を吹く」〈左千夫・水籠〉 2 可愛い感じに太っているさま。「手足の—...
ぼつ‐りょう【没了】
[名](スル) 1 すっかり沈むこと。また、すっかり沈めること。 2 まったくなくすること。「何時しか戦時殺伐の気を—致し候」〈独歩・愛弟通信〉
まり‐も【毬藻】
シオグサ科の緑藻。淡水にみられ、濃緑色の糸状体が絡んで球形をしている。昼は湖面に浮上し、夜は沈む。北海道の阿寒湖のものは特別天然記念物。近縁に青森県左京沼のヒメマリモ、山梨県山中湖・河口湖のフジ...
み‐な‐そこ【水底】
《「な」は「の」の意の格助詞》水の底。みずそこ。すいてい。「—に沈む」
メランコリック【melancholic】
[形動]物思いに沈むさま。憂鬱であるさま。「—な感情」
めり‐こ・む【減り込む】
[動マ五(四)]押されるなどしてはまり込む。また、重みなどで沈むようにへこむ。「足が泥に—・む」「パンチが腹に—・む」
もの‐おもい【物思い】
あれこれと考えること。また、思いわずらうこと。「—に沈む」「—にふける」